若本規夫さん講演会~演じてきたキャラクターについて
130th同志社EVE 若本規夫氏講演会 レポート
・演じてきたキャラクターについて
(司会 「それでは、今のところで代表作と言うか、多くの質問をいただいた作品に触れたんですけれども、ここで少し、最近の方に話を移しまして。
いくつか印象深かった作品などをお聞きしたいと思います。一番ホットな話題では、ファンの方は楽しみにしていらっしゃると思うんですけれども
『ヘルシング』のOVA版にアンデルセン役で出演されていますね。」)
若本
「是非ね、楽しみにしていてください。
これは十二分に、今自分がもっている力はほぼ120パーセントは出せたんじゃないかなとね。
あぁいう…アンデルセンていう役なんかはね、規格外のことをやらないとおさまりつかない。
なぞっていたんじゃ、とっってもじゃないけどね。」
(司会 「楽しみにさせていただきます。」)
「是非みなさん、見てください。」
(司会 「後もう一つ、「これはいい仕事をやったんだ」と言う風におっしゃってたのが、砂ぼうずの雨蜘蛛役。」)
「これもね、この砂ぼうずと言う…作品はね、面白い作品なんですよね。近未来でもないし、昔…なんというかな、摩訶不思議なんですよね。
でてくる登場人物みんなおかしな人物なんですが…この雨蜘蛛はまたさらに規格外のね、桁外れの訳の分からない男。
だから、訳の分からない男を訳の分からないように…イメージで…空気を送り込んでいくってことをね…それをほぼ……ほぼ97パーセントくらい出来たかな。
あと3パーセントまでは、3パーセントは…まぁ、それぐらいの余地は残しておこうっていうか。まだ出来たんじゃないかな、と思う。
アンデルセンほどは出来なかったね。」
(司会 「監督の稲垣さんは、インタビューの方でも、『雨蜘蛛は若本さんしかいない』、という風におっしゃってたんですけれども。)
「まぁ、結局ね…あぁいう役…アンデルセンとか、雨蜘蛛って言う役は、裏の世界っていうか、裏の力を、持ってこないとどぉーーーーーにも、表現できないんですよね。
で、裏の力…っていうのは、どういう事かというと、中々説明しにくいんだけど。結局…こう、何かをこう、まとめていく…台詞をまとめていく、役をまとめていくような、感じで役作りをしてると、と て もじゃないけど、出来ないんだよね。
だから、まとめていくんじゃなくて、壊していく、っていうかな。役を壊していく。それだけのやはり…何ていうのかね…声優自身にエネルギーがないとね。それはぶち壊せないんで。
ただ単に、台詞を、こういう風に…ここはこう出て、こう出て、こういう風に…自分で模型を作ってるみたいな形で、芝居を作っていれば、あぁいう造形は出てこないって言う気がするんですよ。だから、ぶち壊す!」
(司会 「では、若本さんも、台本をぶっ壊されたと。」)
「別に台本破ったわけじゃないけどね(笑) ぶっ壊さなきゃ駄目だよ!
ほんーと、ちまちまちまちま、整ったように澄ましたようにやってたんじゃ、世界は出てこない。」
(司会 「その他で言いますと、アニメーションではないですけれども、以前、「(特捜班)CI☆5」というスパイ物で、ルイス・コリンズを演じられていた。
それを再び、ファイナル・オプションという作品で。」)
「ファイナル・オプションね。まぁ、あの…CI☆5って198…78年から80年にかけて52本作ったんですよね。
で、名古屋でまずオンエア始まって、ずーっと。ま、深夜ですけど。深夜って言うか、11時過ぎかな。かなり人気が出てね。
今でもCI☆5ファンクラブって言うのがありましてね。だから、そこの人たちが買ってくれるであろうという事で、今回制作会社がね。
DVDで12巻! ただ、まぁ…それをちょっと補足で録り直しをしてね。でもまぁ、二十何年も前だから僕も下手くそですよ。
初めてこういうメインの役を、もらった。非常に今見れば、棒読みでね。しかし、エネルギーはあったと思うんですよ。
で、その…ルイス・コリンズが3本…劇場用のを録っているんですよ。主役でね。
今回、同じDVD制作会社ですけど、出したいっていうんで、この間録ったんですよ。で、多分ルイス・コリンズは…30…5・6かな?
脂ののりきった頃ですよね。最初ね、ディレクターが…若本さん、35ですけど大丈夫ですか…あぁ、大丈夫だよ。ってね。
まぁ、最初はちょっとガンガン行き過ぎて、ちょっと抑えて下さいみたいな。でもね、終わるまでいっっっさい(一切)、年齢の事は言われなかったからね。
ちょっと若くしてくださいとか、言われなかったから。大丈夫だと思う。」
(司会 「むしろ、元気すぎる?」)
「元気すぎるね。ってかまぁ、より深くルイス・コリンズっていうものを、演じきれたんじゃないかと思うんだよね。
まぁ、作品自体は1980年代の作品だから。それこそ、古い作品だから、出てくる背景も、それから…扱っているテロリストも、
今の様なハリウッド映画のような、あぁいうド迫力のっていうか、リアリティのあるものより、ちょっと落ちますけど。
でも、これイギリス映画なんだけどね、あの頃スピーディーなアクションで一番人気のあった作品だったものですから。
もし…ヨロシければ、買って下さい。そうすると、ね。また他の作品も吹き替えにしようじゃないか! っていう話も出てくるのでね(笑) 」
(司会 「一本一本が次に繋がっていく、と。」)
「今日は、入場料は取っているんですか?」
(司会 「今日は無料です。」)
「あぁそうですか。じゃ、一本買って下さいよ…あはははは(笑) おねがいしますよ。 」
(司会 「お願いします。」)
「えー、ファイナル・オプションね。
社長喜ぶよ。宣伝してきますって言ったの。スティングレー(Stingray)っていう制作会社。非常にね、いい社長さんですよ。」
(司会 「200人こちらにいらっしゃるので、200人が3人に宣伝したら、まぁ600本…くらいですね。
」)「まぁ、それは…ありがたいな…多分、買わないだろな…あっはははは(笑)まぁいいや。」
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